健康についての組織づくり
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- 1)歯科検診を従来の価値観から特徴をいくつか、述べてみます。
- ①ほぼすべての国民が学童期から馴染みがある。
- ②さまざまな健康診断があるが、比較的身体的負荷は小さい(苦しい、痛いなどはない)
- ③異常所見を肉眼で見つける基本的古典的な検査法だが、信頼性が高い。
そして統計学の進歩により歯科検診の潜在価値の見える化が起きています。
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- 2)新規に歯科保健事業を開始するにあたり、その他事業と比べ有利と思われる面
- ①保険者インセンティブとなる可能性
- ②歯科検診を知らない人は皆無、その意味で社員の抵抗感は少ないはず
- ③検診のための大規模な機械設備的な投資は必要ない
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- 3)では行動に移しましょう(PDCAサイクルを意識しましょう)
- ①事業者による方針の表明
例)社内スローガンを掲げる。
会社全体で取り組んでいくほうが、成果がでやすい。成功体験を共有できることは別の業務での成功につながる可能性あり。 - ②衛生委員会などでの計画立案
実施方法、事後措置、体制、検査機関選定、目標の設定
例)初年度は受診率30%、次年度は40%を目標とする。
例)社内周知のため、衛生担当者への講習会をひらく。
例)機運を高めるために全社的に講演会を行なう。 - ③歯科検診実施
結果の周知と解析、事後措置
- ④改善事項を衛生委員会で検討
次年度の事業に生かしていく。②③④を繰り返し①を適時見直すなど。