健診を上手に活用して、お口の健康を守りましょう
「歯が痛くなってから歯科医院へ行く」という方は少なくありません。しかし、お口の健康を守るためには、症状が出る前から定期的に歯科健診を受けることが何より大切です。
静岡県内では、ライフステージに応じたさまざまな歯科健診が実施されています。乳幼児期には乳幼児歯科健診やフッ化物塗布、学童期には学校歯科健診を通じて、むし歯や歯並び、口腔の発育を確認します。成人期には、市町が実施する歯周病検診や年代別歯科健診、職場での企業歯科健診などがあり、働き盛り世代のお口の健康づくりを支えています。
さらに、高齢期には後期高齢者歯科健診が実施されています。この健診では、むし歯や歯周病だけでなく、噛む力や飲み込む力、舌や口唇の動きなど、お口の機能についても確認します。食べこぼしやむせ、滑舌の低下などは「年齢のせい」と思われがちですが、実はお口の機能低下のサインかもしれません。こうした変化を早期に見つけることは、健康寿命の延伸やフレイル予防にもつながります。
近年では、「オーラルフレイル」という考え方が広く知られるようになりました。お口のささいな衰えを放置すると、食事量の減少や低栄養、筋力低下を招き、要介護状態へ進行する可能性があります。一方で、早期に気づき、適切な治療や口腔機能訓練を行うことで、その進行を防ぐことが期待できます。
また、歯周病は糖尿病や心血管疾患、誤嚥性肺炎など全身の健康とも深く関係していることが分かっています。そのため、近年は医科と歯科が連携し、お口の健康を全身の健康管理の一環として支える取組も広がっています。歯科健診は、お口だけでなく全身の健康状態を見直すきっかけにもなるのです。
歯科健診は、「異常がないことを確認するため」に受けるものでもあります。健診をきっかけに自分のお口の状態を知り、必要に応じて早めに治療や予防を行うことで、将来も自分の歯で食べ、話し、笑顔で生活することにつながります。
静岡県歯科医師会では、地域の歯科医療機関や行政、企業などと連携し、県民の皆さまのライフステージに応じた歯科保健活動に取り組んでいます。歯科健診は将来の健康への大切な投資です。ぜひ、お住まいの市町や勤務先で実施されている歯科健診を積極的に活用し、ご自身はもちろん、ご家族の「健口づくり」にも役立てていただければ幸いです。お口の健康を守ることが、笑顔あふれる豊かな人生への第一歩となります。
理事 佐々木 優
静岡県内では、ライフステージに応じたさまざまな歯科健診が実施されています。乳幼児期には乳幼児歯科健診やフッ化物塗布、学童期には学校歯科健診を通じて、むし歯や歯並び、口腔の発育を確認します。成人期には、市町が実施する歯周病検診や年代別歯科健診、職場での企業歯科健診などがあり、働き盛り世代のお口の健康づくりを支えています。
さらに、高齢期には後期高齢者歯科健診が実施されています。この健診では、むし歯や歯周病だけでなく、噛む力や飲み込む力、舌や口唇の動きなど、お口の機能についても確認します。食べこぼしやむせ、滑舌の低下などは「年齢のせい」と思われがちですが、実はお口の機能低下のサインかもしれません。こうした変化を早期に見つけることは、健康寿命の延伸やフレイル予防にもつながります。
近年では、「オーラルフレイル」という考え方が広く知られるようになりました。お口のささいな衰えを放置すると、食事量の減少や低栄養、筋力低下を招き、要介護状態へ進行する可能性があります。一方で、早期に気づき、適切な治療や口腔機能訓練を行うことで、その進行を防ぐことが期待できます。
また、歯周病は糖尿病や心血管疾患、誤嚥性肺炎など全身の健康とも深く関係していることが分かっています。そのため、近年は医科と歯科が連携し、お口の健康を全身の健康管理の一環として支える取組も広がっています。歯科健診は、お口だけでなく全身の健康状態を見直すきっかけにもなるのです。
歯科健診は、「異常がないことを確認するため」に受けるものでもあります。健診をきっかけに自分のお口の状態を知り、必要に応じて早めに治療や予防を行うことで、将来も自分の歯で食べ、話し、笑顔で生活することにつながります。
静岡県歯科医師会では、地域の歯科医療機関や行政、企業などと連携し、県民の皆さまのライフステージに応じた歯科保健活動に取り組んでいます。歯科健診は将来の健康への大切な投資です。ぜひ、お住まいの市町や勤務先で実施されている歯科健診を積極的に活用し、ご自身はもちろん、ご家族の「健口づくり」にも役立てていただければ幸いです。お口の健康を守ることが、笑顔あふれる豊かな人生への第一歩となります。
理事 佐々木 優


