新型コロナウイルスに関する 静岡県歯科医師会からの重要なお知らせ
県民の皆様へ
令和3年8月20日
現在、新型コロナウイルス感染症が感染爆発の様相を呈しています
何より「長期にわたる感染予防の対応」で、慣れと気の緩みが生じていることが 強く懸念されます。加えて新たに「変異株の感染性の強さ」「オリンピック、 盆休み後の感染者増加」「ワクチン接種後にも感染、発症事例があること」「ワクチン接種を終えた者もウイルスの拡散には関わること」などの問題が指摘されております。
これまでに無い感染者数等の増加がみられることから、改めてご注意いただきたいことを取り纏めてお知らせします。
一刻も早い事態の収束を願うとともに、皆さまにはご自身と身のまわりの方の安全にご留意ください。
歯科医療機関では、診療室等の更なる感染防止を徹底していますが、
以下、患者さんへの意識喚起について静岡県歯科医師会からのメッセージです。
現在、新型コロナウイルス感染症が感染爆発の様相を呈しています
何より「長期にわたる感染予防の対応」で、慣れと気の緩みが生じていることが 強く懸念されます。加えて新たに「変異株の感染性の強さ」「オリンピック、 盆休み後の感染者増加」「ワクチン接種後にも感染、発症事例があること」「ワクチン接種を終えた者もウイルスの拡散には関わること」などの問題が指摘されております。
これまでに無い感染者数等の増加がみられることから、改めてご注意いただきたいことを取り纏めてお知らせします。
一刻も早い事態の収束を願うとともに、皆さまにはご自身と身のまわりの方の安全にご留意ください。
歯科医療機関では、診療室等の更なる感染防止を徹底していますが、
以下、患者さんへの意識喚起について静岡県歯科医師会からのメッセージです。
1. 感染予防のために、お口の健康管理をしましょう！
インフルエンザウイルス等では、口の中にある細菌が出すタンパク分解酵素が、ウイルス感染を促進します。特に歯周病菌は強いタンパク分解酵素を持っているため、口腔清掃と歯科医院での治療やケアが重要です。
また、お口が不潔ですと、腸内細菌のバランスがくずれ、全身の免疫力が低下する危険性が高まることが分かってきました。
（日本歯科医学会連合ホームページ：http://www.nsigr.or.jp 参照）
また、お口が不潔ですと、腸内細菌のバランスがくずれ、全身の免疫力が低下する危険性が高まることが分かってきました。
（日本歯科医学会連合ホームページ：http://www.nsigr.or.jp 参照）
2. 歯周病の重症化予防は大切です！
歯周病などの重症化を予防するための定期受診は、ウイルス感染予防のためにも意味があり、これを延期することは全身状態の悪化にもつながりかねません。ただし、予約を延期しても問題がない場合など、必要な判断についてはかかりつけ歯科医にご相談ください。
3. 誤嚥性肺炎を防ぎましょう！
高齢になると、食事中にむせることが多くなります。これが酷くなると、「誤嚥」といって、食べ物や唾液が、食道ではなく気管から肺にいたり、肺炎を起こしてしまいます。誤嚥の危険性が高い方は、ウイルス肺炎の危険性も高くなります。お口を清潔に保つことが、その予防につながります。
（日本歯科医学会連合ホームページ：http://www.nsigr.or.jp 参照）
（日本歯科医学会連合ホームページ：http://www.nsigr.or.jp 参照）
歯科医療機関への受診にあたって
従来から歯科医院では、滅菌消毒などの感染対策（標準予防策）を徹底して行っています。
これに加えてコロナ感染症対策を行っています。
幸いにも、現時点で、歯科治療を核とした感染拡大の報告は全国的にありません。
ただし、今後、県内において感染が広がる中、自覚症状がない患者さんが来院するリスクが高まる状況が想定されます。
つきましては、以下の点についてご理解ご協力をお願いいたします。
これに加えてコロナ感染症対策を行っています。
幸いにも、現時点で、歯科治療を核とした感染拡大の報告は全国的にありません。
ただし、今後、県内において感染が広がる中、自覚症状がない患者さんが来院するリスクが高まる状況が想定されます。
つきましては、以下の点についてご理解ご協力をお願いいたします。
- これまで通り、発熱や咳などの呼吸器症状や海外渡航歴、濃厚接触の疑いなど、新型コロナウイルス感染症の疑いがある場合は、歯科医院受診する前に、先ずは かかりつけ医に相談、かかりつけ医が無い・発熱で受診出来ない時は、県の発熱等受診センターに相談ください。
https://www.pref.shizuoka.jp/kousei/ko-420a/kansen/new-cov.html - 受診される前には検温し、もしも発熱等体調不良がある場合には、来院する前に歯科医院に電話で相談するなどの対応をお願いします。
- 歯に痛みがあったり、噛めないなど、必要があれば受診しましょう。
診療について、緊急性があるかどうかは、患者さんの状態をお聞きして、かかりつけ歯科医が判断しますのでご相談ください。ご自分の判断で治療を中断しないようにしましょう。 - 歯科医院では３密回避などの予約調整や、院内の消毒や換気の徹底を行っております。ご理解をお願いします。
参考資料
歯科医院でＰＣＲ検査は受けられません！
歯科医師によるPCR検査について
報道されている「歯科医師によるPCR検査への協力」について、県民の皆様より「歯科医院でPCR検査をできるのですか？」などのお問い合わせがあります。
国のPCR検査体制の増強に向けて、特例的・時限的に認められることになりましたが、歯科医師が行える検体採取の場所は、 「医師会等が運営する地域外来・PCR検査センターに限定」され、「歯科医院で検査が受けられるわけではありません」 のでご注意ください。
これまで通り、新型コロナウイルス感染症患者との接触歴があり、37.5℃以上の発熱、呼吸器症状（咳・咽頭痛・呼吸苦・強い倦怠感・味覚嗅覚障害）などの症状がある場合は、お住まいの都道府県の「帰国者・接触者相談センター」へご相談ください。
令和2年5月1日
一般社団法人静岡県歯科医師会
国のPCR検査体制の増強に向けて、特例的・時限的に認められることになりましたが、歯科医師が行える検体採取の場所は、 「医師会等が運営する地域外来・PCR検査センターに限定」され、「歯科医院で検査が受けられるわけではありません」 のでご注意ください。
これまで通り、新型コロナウイルス感染症患者との接触歴があり、37.5℃以上の発熱、呼吸器症状（咳・咽頭痛・呼吸苦・強い倦怠感・味覚嗅覚障害）などの症状がある場合は、お住まいの都道府県の「帰国者・接触者相談センター」へご相談ください。
令和2年5月1日
一般社団法人静岡県歯科医師会