最優秀賞
小川幼稚園　年長　米澤大悟さん
口をおおきく開けて歯みがきしている男の子が、画面いっぱいに、元気いっぱいに描かれています。目を大きく見ひらき、お口にはきれいな歯が生えそろっています。手には歯ブラシとコップを持って、歯みがきの様子がとてもよく描かれています。クレヨンの力強く伸びやかな線、明るい色彩も魅力的です。

優良賞
気賀幼稚園　5歳　木村百萌さん
幼稚園の園児が、お友だちといっしょに、ていねいに歯みがきしています。幼稚園の洗面台は大きくて水道の蛇口が３つもあっていいですね。そんな様子を、力強いクレヨンの描線でのびのびと表しています。洗面台のなかの水の色、子どもたちの服の色、そして色とりどりに塗り分けられた背景など、色彩も華やかでとても目立つ力強い作品になっています。

最優秀賞
南伊豆町立南伊豆東小学校　3年　山本晴大さん
歯みがきしている男の子の顔が、画用紙いっぱい、はみ出すように描かれています。強調されているのは大きく開けたお口。歯ブラシで歯の裏側までていねいに磨いています。お口の中は、上の歯も下の歯も真っ白できれいです。斜め上に向けられた男の子の目の様子からは、歯みがきに集中している気持ちが感じられます。

優良賞
沼津市立原東小学校　2年　厚見雪月さん
クレヨンと水彩絵の具を大胆に使って描いた、迫力満点の作品です。この絵から感じられる力強さは、なんといっても画面いっぱいに描かれたお顔、なかでもお口の表現でしょう。弓なり口角を引き上げたお口の形はとてもダイナミックです。そしてそこには、真っ白い丈夫そうな歯が見事に並んでいます。目も生き生きとして、とても力強いですね。元気いっぱいの子どもが目の前にいるようです。

最優秀賞
富士宮市立富士見小学校　5年　鈴木優雅さん
斬新なアイデアの素晴らしいポスターです。「わんダフル」な「わん」ちゃんの歯が人間の歯になっていて、ユーモア満点。後ろ足で立ち上がり、中空の骨を口でキャッチしようとしている身のこなし、目の動きも生き生きと表されています。サーモンピンクに塗られた背景も新鮮で、焦茶と黒と白からなる犬のイメージやキャッチコピーの黒文字を引き立てています。

優良賞
富士市立今泉小学校　5年　勝亦綾乃さん
階段状に連なる８本の臼歯の上に、幸せそうな４人の人が描かれています。階段の下の方から弟、次にお姉さん、真ん中にはお母さん、上の方にはおばあさんがいます。描かれている歯は、ほんとうに「きれいな歯」ですね。そしてそのために大切なていねいな歯みがきの様子が、大きく描かれた歯ブラシで表されています。色彩も明るく、やさしく、「8020」の気持ちのこもったポスターです。

最優秀賞
伊東市立南中学校　3年　近藤紀穂さん
8020達成に向けて異なる年齢の４人が、すてきな笑顔で描かれています。写実的な画力と、ピンクを基調とした柔らかな配色が見事です。0歳の赤ちゃんのお口には生え始めたばかりの乳歯が見え、8歳の子どもの口には乳歯から永久歯に生え変わる時の不揃いな歯が見えます。また成人のお母さんと、歳を重ねたおばあさんの歯は見事に保たれているなど、細部にも力を入れて完成度の高いポスターに仕上げられています。

優良賞
磐田市立南部中学校　3年　鈴木かいりさん
このポスターでは、歯ブラシの使い方をわかりやすく表しています。「力」ではなく「心」、「ゴシゴシ」ではなく「シャカシャカ」が良いと伝えています。また、明るくポップな色調と、マンガ的なキャラクターの造形が巧みです。レタリングの書体は意味に応じて的確に使い分けられ、ていねいに仕上げられています。

優秀賞
静岡県立浜松工業高等学校　3年　淡佐美沙希さん
ていねいに仕上げられた完成度の高いポスターです。少年のような、あるいはボーイッシュな少女のようなキャラクターの造形も巧みで、また鮮やかな赤と青、やや和らげた黄を大胆に組み合わせた配色もインパクトがあります。歯の健康を訴える言葉はあえて使わず、そのメッセージを片目を閉じてウインクした印象的な瞳ときれいな歯をのぞかせた口元、そして左肩に乗っているかわいい歯のマスコットで表しています。

最優秀賞
伊東市立宇佐美小学校特別支援学級　2年　玉川達稀さん
男の子がお口を大きく開けて、歯みがきしています。上の歯も、下の歯も虫歯がひとつもありません。お口の上に小さく描かれた目の表情から、この子が歯みがきに集中していることが伝わってきます。クレヨンや色の使い方も元気いっぱいです。お口の中は真っ赤に、舌はピンクに、肌の色はうすだいだい色に。そして歯ブラシは黄緑色に、着衣は真っ黒に、背景は明るい青に塗り分けられ、伸びやかで鮮やかな絵になっています。